- 2009年11月 6日 21:21
- 看護師になるために
看護学校に入学すると、学校独自の奨学金や自治体の奨学金はもちろん、病院が用意する奨学金の案内もされることになります。不景気が長引く中で、色々な奨学金を受けられるのはありがたい話。ただ、奨学金は原則として「借金」だということを忘れてはいけません。
奨学金の多くは、「頑張る学生が、お金のことで苦労しないように、低金利でお金を貸す」という発想で作られています。そして、「社会に出て稼げるようになったら少しずつ返す」のが原則です。けれど最近、看護学生については、新しいタイプの奨学金が増えています。それは、「特定の病院に就職して数年間働けば、返還が免除される」もの。特定の病院で数年間働けば返さなくていいということは、就職先を決めるだけで月数万円のおこづかいがもらえるようなものですよね。なんというオイシイ話!?
でも、ちょっと待ってください。もし病気になって働き続けられなかったら、百万~数百万円の借金を返さなくてはいけません。職場に合わない可能性だってあります。
もちろん、病院独自の奨学金も色々です。指定病院が複数あり、1つの病院で行き詰っても別の病院で働けば良いタイプや、病気休職期間は返済が免除されるタイプもあります。本当に善意で奨学金制度を作っている病院も多いですし、「危ない」ものばかりではありません。
大事なのは、「最初の就職先」は看護師としてのキャリアを大きく左右するので、しっかり選ぶ必要があるということです。病院によって、医療の内容、教育体制、人事制度、給与などは大きく違います。雰囲気や人間関係にも差があるでしょう。
ですから、奨学金を受ける場合には、病院の雰囲気や人を見て、自分がそこでやっていけるかどうかを判断することが大切になるのです。
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